田澤純一、12球3者凡退でメキシコ初セーブ 米、台湾に続き3リーグ目で記録

メキシカンリーグのドゥランゴに所属している田澤純一【写真:本人提供】
メキシカンリーグのドゥランゴに所属している田澤純一【写真:本人提供】

勝ち越し直後の9回に登板、背番号「3」をつけて躍動

 メキシカンリーグのドゥランゴ・ヘネラレスに所属する田澤純一投手が14日(日本時間15日)、本拠地で行われたレオン・ブラボーズ戦に登板。1イニングを3者凡退に抑えて初セーブを挙げた。これでメジャー、台湾に続き、3つ目のプロリーグでセーブを記録した。

 前日のデビュー戦に続く連投となった。チームが2点勝ち越しに成功した直後の9回に6番手としてマウンドに上がると、中飛、一ゴロ、投ゴロで3者凡退。勝利を確定させると、背番号「3」の黄色と緑のユニホームをオールドスタイルに着こなした35歳は捕手とハグをして喜んだ。この日は最速91マイル(約146キロ)のストレートを中心にスプリットとカーブで的を絞らせず、わずか12球で初セーブを飾った。

 田澤は今月4日(同5日)にドゥランゴと契約。その後、メキシコに渡り、13日(同14日)には3者凡退でデビューを飾っていた。これでメジャー、台湾に続く3リーグ目でのセーブを記録。昨季は台湾のCPBLでリーグ2位となる30セーブを挙げたが、今季はドゥランゴで守護神やセットアッパーなど重要な局面での登板を任される予定。この日の初セーブを皮切りに、記録を積み重ねていきたい。

(Full-Count編集部)

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