プホルスは「オオタニにジェラシーを感じている」 通算2988試合目“初登板”に反応続々

4番手で登板したカージナルスのアルバート・プホルス【写真:ロイター】
4番手で登板したカージナルスのアルバート・プホルス【写真:ロイター】

ジャイアンツ戦、15-2と大量リードの9回にマウンドへ

■カージナルス 15ー6 ジャイアンツ(日本時間16日・セントルイス)

 カージナルスのアルバート・プホルス内野手が15日(日本時間16日)、ジャイアンツ戦で通算2988試合目で“初登板”した。15-2と大量リードの9回に起きた、通算681本塁打を誇る42歳の投手デビュー。米メディアは続々と驚きの声を上げた。

 米メディア「バースツール・スポーツ」は「アルバート・プホルスが登板! これは訓練ではありません!」、元MLB投手でアスレチックス中継の解説者ダラス・ブレイデン氏は「今見ているものが信じられない! マウンド上のプホルスは、決して見ることがないと思っていた象徴的なシーン。野球よ、君は美しい!」とつぶやいた。

 プホルスは、こちらも野手登板していたルイス・ゴンザレスに3ランを浴びただけに、地元紙マーキュリー・ニュースのエバン・ウィーベック記者は「ルイス・ゴンザレスがアルバート・プホルスからHR。面白い文章だ。まあいい、1人の投手がもう1人の投手からHRを打っただけのこと」と思いがけない現象を楽しんでいた。

 NBCスポーツ・ベイエリアのアレックス・パブロビッチ記者は「これはすごい。ジャイアンツのベンチ全員が、アルバート・プホルスの投球を見ようとダグアウトの最上段に出てきている」と注目。米メディア「スターティング9」は「アルバート・プホルスがショウヘイ・オオタニにジェラシーを感じていることは明白」と二刀流を引き合いに出していた。

(Full-Count編集部)

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