大谷翔平は「大丈夫だ」　急所に自打球で悶絶も…指揮官は連敗ストッパーを期待

7回の打席では急所にワンバウンドした自打球が当たって悶絶

■レンジャーズ 10ー5 エンゼルス（日本時間18日・アーリントン）

　エンゼルスの大谷翔平投手は17日（日本時間18日）、敵地・レンジャーズ戦に「3番・指名打者」で先発出場し、5打数1安打で5試合連続安打をマークした。7回の打席中に自打球が股間に当たる珍事もあった。9回に代走を送られて途中交代した大谷について、ジョー・マドン監督は「明日投げるからね。大丈夫？　あぁ大丈夫だ」と即答。18日（同19日）は連敗ストッパーの期待がかかる。

　アクシデントは7回無死の第4打席だった。股間付近にワンバウンドした自打球が当たり悶絶。その後、力なく空振り三振を喫した。9回1死も打席に立って右前打。意地を見せたが、ここで代走・ウェイドを送られて途中交代した。日米通算150号はお預けとなった。

　チームは1点リードの8回に投入した中継ぎのテペラが大乱調。この回だけで7失点して2連敗を喫した。マドン監督は「良くない時があるのは否定できない。完璧でいることはできない。これが野球だ。自分たちの選手をサポートする。問題ないよ。今後は活躍してくれるよ」と責めなかった。開幕から好調なチームはここまで3連敗はない。まずは今季4勝目を目指す投手・大谷の快投が期待される。

（小谷真弥 / Masaya Kotani）