大谷翔平、162キロも4勝目ならず「ツキがなかった」 天敵ハイムは「いい打者」

レンジャーズ戦に先発したエンゼルス・大谷翔平【写真:AP】
レンジャーズ戦に先発したエンゼルス・大谷翔平【写真:AP】

6回7K2失点力投&今季初5タコでエ軍サヨナラ負け

■レンジャーズ 6ー5 エンゼルス(日本時間19日・アーリントン)

 エンゼルスの大谷翔平投手は18日(日本時間19日)、敵地・レンジャーズ戦に「3番・投手兼DH」で投打同時出場。6回7奪三振2四球、6安打2失点と好投したものの、今季4勝目はならなかった。打っては5打数無安打で6試合ぶり無安打。大谷は「ちょっとメカニック的に思うようにいかない部分がある。それが試合の中でいい方向に転んでないところかなと思います。今日に関してはちょっとツキがなかったかなという試合だと思います」と振り返った。

 天敵に苦しんだ。ハイムに4回1死一、二塁で左前適時打を許すと、6回に同点の左翼線適時二塁打を献上。前回対戦の4月14日(同15日)にメジャー初の満塁弾を被弾するなど今季5打数5安打。今季の12失点のうち7点を許す結果となっている。「いい打者だと思いますし。ただ、いいところ、いいところで投げられる球を投げていると思うので。どっちに転んでも正直いいゲームだったかなと思います」と振り返った。

 6回1死にカルフーンに右翼フェンス直撃二塁打を許した際には本塁打を祝福するBGMが流れるハプニングもあった。フォーシームは今季最速100.8マイル(約162.2キロ)、平均球速98.6マイル(約158.7キロ)はキャリア最速だった。20日(同21日)から本拠地・アスレチックス3連戦に臨む。

(小谷真弥 / Masaya Kotani)

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