球界最高年俸シャーザー、内腹斜筋の張りで全治6~8週間 デグロムに続き主戦投手離脱

降板してベンチに戻るメッツのマックス・シャーザー【写真:ロイター】
降板してベンチに戻るメッツのマックス・シャーザー【写真:ロイター】

19日のカージナルス戦で負傷、20日にMRI検査を受けた

 メッツのマックス・シャーザー投手が19日(日本時間20日)、MRI検査の結果「中度から高度の内腹斜筋の張り」と診断された。「トレード・ルーマーズ」は全治6~8週間の見込みであるとして「彼の怪我は、メッツにとって、強烈な打撃となる」と伝えた。

 メッツのもう1人のエース、ジェイコブ・デグロムはで肩甲骨のストレス反応、右腕タイラー・メギルは上腕二頭筋の炎症で離脱しているが、また故障者リストに名前が加わってしまった。

 シャーザーは18日(日本時間19日)のカージナルス戦でアルバート・プホルス内野手にスライダーを投げたときに負傷。すぐにマウンド上から「もう終わり」と言ってスタッフを呼んだという。

 メッツは、今シーズン前にシャーザーと3年総額1億3000万ドル(約166億円)で契約を結んだ。単年換算の年俸4333万ドル(約55億3000万円)はメジャー史上最高額だ。MLB公式によると、デグロムとシャーザーの今季年俸は合わせて7880万ドル(約101億円)に及ぶ。球界最強右腕デュオが揃って離脱の窮地に陥った。

【実際の映像】プホルスにスライダーを投じたところで… マウンドから自ら異変を訴えるシャーザー

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