「36勝できそう」「4割期待できる」 新庄監督、ボケ&軽口全開で語った“手応え”

日本ハム・新庄剛志監督【写真:荒川祐史】
日本ハム・新庄剛志監督【写真:荒川祐史】

7回の絶好機で代打送らず8番・宇佐見「練習はウソをつかない」

■日本ハム 5ー3 西武(20日・札幌ドーム)

 日本ハムは20日、本拠地・札幌ドームで西武に5-3で勝ち、2連勝を飾った。1点を追う7回に宇佐見真吾捕手の3点適時二塁打で逆転。4番の野村佑希内野手はプロ初の4安打をマークし、伊藤大海投手はハーラートップタイの5勝目を挙げた。期待に応えた選手たちに、新庄剛志監督は「ちょっと面白いチームができつつある」と興奮を隠さなかった。

 防御率1点台だった西武・高橋光成投手を攻略しての痛快な逆転勝ち。いきなりサングラスを逆さまにかけて登場するボケをかますほど、ビッグボスはご機嫌だった。カメラの前でサングラスを外すと開口一番「いい試合でしたね」とうなずいた。

 1点を追う7回1死満塁の絶好機。代打を起用してもおかしくない場面で「何かやってくれそう」と8番の宇佐見をそのまま打席に送った。キャンプの居残り練習で最後までバットを振っている姿が心に残っていた。「ああいう姿勢っていうのは、何か月後かに出てくるから。やっぱり練習はウソをつかない。いい感じになっていますね」。実際、今季代打として2度起用するほど買っていた男の一打に目を細めた。

顔面死球→2試合連続マルチの野村は「コツをつかんだんじゃないかな」

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