逆転負けで2連敗となったソフトバンク 藤本監督が疑問を呈した高部への攻め

ソフトバンク・藤本博史監督【写真:藤浦一都】
ソフトバンク・藤本博史監督【写真:藤浦一都】

6回に松川、高部、中村奨の3連打で同点に追いつかれた

■ロッテ 4ー2 ソフトバンク(21日・PayPayドーム)

 ソフトバンクは21日、本拠地・PayPayドームでロッテと対戦し、2-4で逆転負けを喫した。同点で迎えた8回に又吉がマーティンに2ランを浴び、移籍後初失点。これが決勝点となり、2連敗となった。

 同点で迎えた8回。先頭の高部にこの日3本目の安打となる左前安打を浴び、中村奨の犠打で1死二塁のピンチを招いた。この場面で、又吉の抜けたカットボールをマーティンに右翼ホームランテラス席に運ばれた。勝ち越しの2ラン。このビハインドを跳ね返せずに敗れた。

 18試合連続無失点を続けていた又吉の初失点。ここまでセットアッパーとしてチームに貢献していた右腕だけに、藤本博史監督は「又吉が打たれたら、しょうがないよね。信頼して出してるからね。そこで打たれたらしょうがないと思います」と責めなかった。その一方で問題視したのは、6回に同点に追いつかれた場面だ。

 5回の攻撃で柳田が適時打を放って、一時勝ち越しに成功。その直後の守備だった。先頭の松川に右前安打を浴び、続く高部には一、二塁間を破られ、中村奨には中前適時打。先発の大関が3連打を浴びて、すぐさま同点に追いつかれた。

高部にはこの2試合で7打数5安打4得点とやられている

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