鈴木誠也、激走で三塁内野安打もぎ取る 4打数1安打2三振で打率.246

「3番・右翼」で先発したカブス・鈴木誠也【写真:ロイター】
「3番・右翼」で先発したカブス・鈴木誠也【写真:ロイター】

ウィズダム&シュウィンデル、2試合連続アベックアーチ

■カブス 5ー4 Dバックス(日本時間23日・シカゴ)

 カブスの鈴木誠也外野手は22日(日本時間23日)、本拠地でのダイヤモンドバックス戦に「3番・右翼」で出場し、第3打席で三塁内野安打を記録。3番で2試合連続安打を放った。他の打席は凡退し4打数1安打2三振で打率は.246となった。試合は終盤に2者連続の本塁打が出たカブスが5-4で逆転勝利を収め連敗を4で止めた。

 鈴木は5回の第3打席で相手先発右腕ケリーから三塁内野安打を放った。チェンジアップにタイミングが合わず三塁前へ力のないゴロとなったが、一塁へ激走。第1打席は自信をもって見逃した外角球をストライクコールされ、2打席目は右飛、第4打席は空振りで三振に倒れ、快音を轟かすことはできなかった。

 試合は終盤8回に6番ウィズダムと7番シュウィンデルが2試合連続のアベックホームランを放ち逆転勝利を導いた。球団によると、カブスが同じ選手による2者連続本塁打を2試合連続で記録するのは、1969年8月23日のアーニー・バンクスとジム・ヒックマン以来、約53年ぶり。球団史に新たな名を刻んだウィズダムは「気負うことなく打席に入った」と話し、シュウィンデルは「タイミングが合っていた。いい感じで振れた」と無欲での一振りを強調した。

 チームは連敗を4で止め、14連戦の最後4試合を締めくくる敵地シンシナティへ向かった。

(木崎英夫 / Hideo Kizaki)

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