21戦無失点のDeNA伊勢を支える「森下&村上」への対抗心 指揮官認めた“急成長”

DeNA・伊勢大夢【写真:小林靖】
DeNA・伊勢大夢【写真:小林靖】

2019年ドラフト3位で明大から入団、1年目から33試合に登板した

 DeNAの3年目右腕・伊勢大夢投手の存在感が増している。救援としてここまで21試合に登板して防御率0.00。開幕から連続無失点投球を続けている。最近12試合12イニングは安打すら打たれておらず、1試合分以上の“ノーヒットノーラン”を達成していることになる。

 2019年ドラフト3位で入団。ルーキーイヤーから33試合に登板して防御率1.80の安定感を誇ったが、ビハインドでの登板が主だった。昨季は39試合に登板し、今季ついにセットアッパーにまでのぼりつめた。

 今季の伊勢は何が違うのか。三浦大輔監督は「自信がついてきたことが一番大きい」と分析する。元々球威のある球が武器だったが、制球面が課題で自滅することも多かった。「四隅に投げなくても自分のボールを投げれば大丈夫、と信じて投げている。そこでしょうね」と指揮官。積み重ねた自信が飛躍を支えている。

「2人ともセ・リーグの顔なので、僕もそういう存在に」

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