41歳でつかんだ日米通算149勝目 鷹・和田毅を支える飽くなき探究心と向上心

ロッテ戦で今季初勝利を挙げたソフトバンク・和田毅【写真:荒川祐史】
ロッテ戦で今季初勝利を挙げたソフトバンク・和田毅【写真:荒川祐史】

22日のロッテ戦で6回途中1失点と好投し今季初勝利

■ソフトバンク 3ー2 ロッテ(22日・PayPayドーム)

 ソフトバンクの和田毅投手が今季初勝利を挙げた。22日に行われたロッテ戦。41歳のベテランは6回途中まで投げて1失点と好投し、今季5度目の登板で勝利投手に輝いた。

 初回、1死から中村奨に四球を与えて走者を背負った。マーティン、佐藤都を封じて無失点で乗り切ったものの、初回だけで24球を要した。「良くはなかったですし、感覚的に真っ直ぐの感覚もそんなに、指先にビシってかかるような感じもそこまでなかった」。立ち上がりは不安を抱えていた。

 2回以降は立て直した。レアードから始まる打順を3者凡退に仕留めると、5回まではノーヒットピッチング。「投げながら少しずつ、拓也がいろんな球種のサインを出してくれたりとかして、2人で話をして、操れるボールが増えてきたかな」。12打者連続でアウトに打ち取り、流れを作った。

「より良いボールを投げようと」フォームを常に試行錯誤

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