七色の魔球操るダルビッシュが“憧れる変化球”は? 元鷹助っ人の宝刀に熱視線

マルティネスはダルビッシュのスライダーを選択した

 クレビンジャーは「今の球界ではスプリットはほとんどチートコードのように感じる。自分の新しいチェンジアップも気に入ってるけど、ダルビッシュのスプリットを投げられたらいいなと思っている。サンディエゴでのロックアウト中も、私は彼をただ見ていた。先日、彼はそれを93マイル(約149.7キロ)くらいの速さで投げていた。しかも急激に落ちるんだ。是非とも習得したいよ」と語った。

 同じくダルビッシュのスプリットを選んだマネイアは「私もスプリットチェンジのようなものを投げるけど、彼の投球腕側への変化は本当に破壊的だ。私の球種の多くは落ちるものか(ダルビッシュのスプリットとは)逆方向へスライドするものだ。完全に逆方向に行く球を持てたらいいことだね」と理想を掲げた。

 スライダーを選んだマルティネスは「私は伸び上がる速球、奥行きのあるカーブ、水平方向によく曲がるチェンジアップを持っている。もしここに20インチ(約50.8センチ)左へ曲がるようなものがあれば、全てのエリアをカバーできる」と言った。ダルビッシュとはいつもそのことを話しているそうだが、シーズン中のため習得は控えている。ダルビッシュについて「おそらく私が今まで見た中で、最もうまくボールを操る人の1人だ」と称えている。

 ほかにはジョー・マスグローブが、マッケンジー・ゴアのフォーシーム(95マイル、約152.9キロ)を、ゴアがマスグローブのスライダー(83マイル、約133.6キロ)を挙げた。マルティネスのチェンジアップを挙げたスネルは「打てないよ。あれはえげつない。それだけエリートな球だ。速球とかなりうまく差別化できる。彼のチェンジアップがあれば、速球もスライダーもカーブもさらに良くできると思う」と絶賛した。

【実際の映像】ダルビッシュが“欲しい” 元鷹右腕が操るチェンジアップ

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