有原航平のIL入りは「腕の痛み」 GMが現状明かす「昨年よりいい状態に思える」

レンジャーズ・有原航平【写真:AP】
レンジャーズ・有原航平【写真:AP】

ウッドワード監督は期待「問題なくやっている」

 レンジャーズのクリス・ヤングGMが24日(日本時間25日)、21日(同22日)に負傷者リスト(IL)入りした有原航平投手の現状について語った。「腕の痛みから回復しているところ。早く回復し、復帰してすぐに投げてくれることを期待している」と早期復帰を望んだ。

 さらに「何度かいい投球もあったし、苦戦しているときもあった」と説明。「昨年と似ているところもある。改善し次の段階に進むところを確認できたら、彼が我々の選択肢になることを願っている。昨年は評価するのが難しかった。完全に怪我なくプレーしていたというわけではなかったから。昨年よりいい状態のように思えるが、おそらく日本でプレーしていたころのレベルではないだろう。だから我々は彼が次の段階に進む時を待っているところ」と口にした。

 またクリス・ウッドワード監督は有原について「問題なくやっている。マイナーではほとんど先発をしているだろう。届いたレポートを見ると、順調にやっているし、コーチの話をしっかり聞いて彼らともうまくやりながら、よりいいプレーができるように頑張っている。全体的に問題なくやっている」と期待を寄せた。

 有原は昨季、10試合に登板して2勝4敗、防御率6.64で、9月にメジャー40人枠から外れていた。今季は招待選手としてメジャーキャンプに参加も、3月28日(同29日)にマイナーキャンプに降格した。

(盆子原浩二 / Koji Bonkobara)

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