「オオタニには申し訳ない」 “MLBベストナイン”、大谷翔平は投打とも選ばれず

エンゼルス・大谷翔平【写真:ロイター】
エンゼルス・大谷翔平【写真:ロイター】

DH部門がハーパー、先発投手部門は39歳でTJ手術から復活のバーランダー

 MLB公式サイトは25日(日本時間26日)、今季ここまでの「オールMLBチーム」を発表。シーズンの1/4が終了した段階での各ポジションのベストプレーヤーをそれぞれ1人ずつピックアップしている。エンゼルスからは2選手が入ったが、大谷翔平投手は投打ともに選出されなかった。

 エンゼルスからはマイク・トラウトとテイラー・ウォードが外野手部門で選ばれた。もうひとりの外野手には17本塁打でランキングトップを独走するアーロン・ジャッジ(ヤンキース)が入った。記事では「この3人は最も楽な選択だった」と評している。

 DH部門は、昨季のナ・リーグMVPも受賞したブライス・ハーパー(フィリーズ)。本来は外野手だが今季は右肘の故障でDHに限定されており、「ヨルダン・アルバレス、JD・マルティネス、ジャンカルロ・スタントン、そしてショウヘイ・オオタニには申し訳ないが、今年の層が厚いメンバーの中でもハーパーが際立っている」としている。

 その他の部門では、39歳にしてトミー・ジョン手術から鮮やかに復活したジャスティン・バーランダー(アストロズ)が先発投手部門で文句なし。メジャー2冠の6勝&防御率1.22の好成績が光る。三塁手部門のマニー・マチャド(パドレス)は打率.361、60安打でシーズン200安打を超えるハイペースを維持している。

【一覧】DHは大谷ではなくハーパー…エンゼルスからは2人が選出された「オールMLBチーム」

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