大谷翔平は「どんな試合も降りたくない」 アクシデントで3敗目も“相棒”が称賛

ブルージェイズ戦に先発したエンゼルス・大谷翔平【写真:AP】
ブルージェイズ戦に先発したエンゼルス・大谷翔平【写真:AP】

マスクを被ったスタッシー「コントロールが少し良くなかった」

■ブルージェイズ 6ー3 エンゼルス(日本時間27日・アナハイム)

 エンゼルスの大谷翔平投手は26日(日本時間27日)、本拠地で行われたブルージェイズ戦に「3番・投手兼DH」で出場、6回93球を投げて6安打10奪三振5失点で3敗目を喫した。打撃は2打数無安打1打点で腰の張りを訴えて8回に交代。試合序盤に腰の異変について聞いたというマックス・スタッシー捕手は「彼はできる限りのことをした」と思いやった。

 初回の投球で腰に張りが生じたという大谷。スタッシーが知ったのは試合序盤だったという。「2回の終わりか、2、3回だったと思う。彼は競争心が強い。どんな試合でも降りたくない。なんとか乗り切ろうとする。彼はできる限りのことをした」と6回までマウンドに立った大谷を称えた。投球に関しては「コントロールが少し良くなかった。(腰の張りが)一番大きな理由なのかなと思う」と振り返った。

 この試合では、捕手から投手に信号を送る電子機器「PitchCom(ピッチコム)」を使った。走者を二塁に背負った場面で使用したといい「素晴らしいね。気に入ったよ。使ったのは初めてだが、簡単だった。私たちは間違いなくもっと使っていくよ」とスタッシー。今後、大谷の登板で使用される機会が増えそうだ。

(盆子原浩二 / Koji Bonkobara)

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