大谷翔平は代打のみ、レンドンIL入り… 頭抱えるマドン監督「みんなを健康に」

会見に臨んだエンゼルスのジョー・マドン監督【写真:盆子原浩二】
会見に臨んだエンゼルスのジョー・マドン監督【写真:盆子原浩二】

レンドンは手首の故障で負傷者リスト入りする見込み

■ブルージェイズ 4ー3 エンゼルス(日本時間28日・アナハイム)

 エンゼルスの大谷翔平投手は27日(日本時間28日)、本拠地で行われたブルージェイズ戦の9回2死から代打出場し空振り三振、最後の打者となった。試合後のジョー・マドン監督は、欠場したアンソニー・レンドン内野手のIL(負傷者リスト)入りを認めた。

 レンドンは26日(同27日)のブルージェイズ戦で手首に炎症が発生、MRI検査を受けたという。今季成績は41試合に出場し打率.242、5本塁打、23打点。5月10日(同11日)のレイズ戦では、右打者でありながら左打席に立って本塁打を放ち、話題となっていた。昨季は相次ぐ故障に見舞われ、58試合の出場にとどまっていた。

 また大谷は、26日(同27日)の試合で「投打同時出場」した際に腰の張りを訴え、この日は今季3度目のベンチスタート。マドン監督は「打線を(上から下に)見ていくと、普段我々が組む形と少し異なるのがわかるだろう。だからみんなを健康な状態にさせないといけない。打線を元の形にするためにね。相手は4点取り、投手陣は好投していた」と、中軸を欠く現状を嘆いていた。

(盆子原浩二 / Koji Bonkobara)

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