投球が顔を“直撃”のエンゼルス捕手は無事 マドン監督「明日出場できる」

エンゼルスのカート・スズキ【写真:Getty Images】
エンゼルスのカート・スズキ【写真:Getty Images】

試合中に病院で検査を受け「頸部の打撲」との診断

■ブルージェイズ 6ー5 エンゼルス(日本時間29日・アナハイム)

 エンゼルスのカート・スズキ捕手は28日(日本時間29日)のブルージェイズ戦、アクシデントで途中交代した。グラウンドでうずくまり、ふらつきながらベンチへ戻る様子が心配されたものの無事だったようで、試合後のジョー・マドン監督は「明日出場できると思う」との見通しを示した。

 スズキが事故に見舞われたのは3回の守備に就く直前だった。マイケル・ローレンゼン投手の投球練習を受けていると、ワンバウンドしたボールが顔付近へ。捕手マスクを下から突き上げる格好となり、よろめいたスズキはグラウンドにうずくまった。

 支えられて何とかベンチへ戻ったものの、立っているのも難しい様子。すぐにマックス・スタッシー捕手への交代が告げられた。マドン監督は「(スズキは)意識を失っていたのか」という問いに「実際どうだったかはわからない。(ダグアウトの階段を降りて)通路にトレーナーもいた。私がそこに降りたときには大丈夫だった」と裏に戻った時の様子を明かしている。

 さらに病院で検査を受け、球場に戻った。球団は頸部の打撲と発表している。指揮官は「明日出場できると思う。そういうことだと私には伝わってきている。明日の朝まで待ってから最終的に判断したい」と早期の戦線復帰を期待している様子だ。

(Full-Count編集部)

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