大谷翔平、20日ぶり2打席連発でスランプ脱出　先制10号ソロ＆豪快11号2ランに本拠地大興奮

4度の2桁本塁打は松井秀喜に次いで日本人2人目

■エンゼルス － ブルージェイズ（日本時間30日・アナハイム）

　エンゼルスの大谷翔平投手は29日（日本時間30日）、本拠地・ブルージェイズ戦に「2番・指名打者」で先発出場した。初回の第1打席で6試合ぶりの10号ソロを放ち、2年連続で2桁本塁打に到達。3回の第2打席では2打席連発となる11号2ランを放った。

　久々の一発は初回1死だった。右腕ベリオスのカーブを捉え、右中間席へ先制10号ソロをかけた。シーズン2桁本塁打は4度目で、日本選手では松井秀喜の7度に次いで日本人2人目。外野4人シフトの頭を越える一撃で地元ファンを沸かせた。6試合18打席ぶりの快音となった。

　3回無死一塁でもアーチをかけた。ベリオスの高めフォーシームをフルスイングした。打った瞬間に確信する一撃はバックスクリーンへ消える11号2ラン。飛距離425フィート（約129.5メートル）、打球速度107マイル（約172.3キロ）の豪快な一発だった。1試合2発は9日（同10日）のレイズ戦以来、今季3度目で通算9度目。2打席連発も同日以来で、今季2度目、通算5度目だ。

　チームは今季2度目の4連敗中。大谷が今季本塁打を放った試合は7連勝中だ。不敗神話継続となるか。