大谷翔平に2発被弾の右腕は“悟りの境地”? 「誰だか、みんな分かっている」

1試合2本塁打を放ったエンゼルス・大谷翔平【写真:AP】
1試合2本塁打を放ったエンゼルス・大谷翔平【写真:AP】

ベリオスは右中間とバックスクリーンに本塁打を許した

■ブルージェイズ 11-10 エンゼルス(日本時間30日・アナハイム)

 エンゼルスの大谷翔平投手は29日(日本時間30日)、本拠地で行われたブルージェイズ戦に「2番・指名打者」で出場。第1打席で6試合ぶり10号ソロを右中間へ放ち、2年連続で2桁本塁打に到達。第2打席では2打席連発となる11号2ランをバックスクリーンに叩き込んだ。被弾したホセ・ベリオス投手は「オオタニが誰だか、みんな分かっている」と対戦を振り返った。

 ベリオスは初回に83マイル(約133.6キロ)のカーブを運ばれ、3回に92.9マイル(約149.5キロ)の直球を打ち砕かれた。緩い変化球も速球も痛打された28歳右腕は「ああ、第1打席は変化球がど真ん中に入ってしまった。もう1本は直球を打たれた」と2本の被弾を振り返った。

 さらに「オオタニが誰だか、みんな分かっている」と心境を吐露した。相手は昨季46本塁打をマークしたア・リーグMVP。過去4度2桁勝利をマークしている右腕が、驚くこともなく事実を受け止めた。

(Full-Count編集部)

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