大谷翔平、NYで昨年3発の再現なるか 1日から3連戦、キング独走のヤ軍主砲は自信

ヤンキースのアーロン・ジャッジ(左)とエンゼルス・大谷翔平【写真:AP】
ヤンキースのアーロン・ジャッジ(左)とエンゼルス・大谷翔平【写真:AP】

首位独走のヤ軍指揮官「いい位置につけている。上昇気流だ」

 大谷翔平投手が所属するエンゼルスは31日(日本時間6月1日)から敵地でヤンキースと対戦する。ここまでヤンキースは33勝15敗の勝率.688で、ア・リーグ東地区首位を快走する。MLBトップの18本塁打を放ち、チームを牽引するアーロン・ジャッジ外野手は「どんなに離されていても勝つ可能性がある。このチームは特別」と自信をみなぎらせている。

 5月8日(同9日)から29日(同30日)までの22日間で23試合をこなし、15勝8敗で乗り切ったヤンキース。試合がなかった30日(同31日)に2位レイズが敗れ、ゲーム差は5になった。MLB公式サイトによると、アーロン・ブーン監督は「現在の立ち位置やプレーの状態はいい感じだ。総じていい位置につけていると思う。この後、(欠場中の)選手も復帰してくれるだろう。上昇気流だ」と現状を語っている。

 開幕月の4月は15勝6敗で、スタートダッシュに成功。ここにきて大砲ジャンカルロ・スタントン、守護神アロルディス・チャップマン、救援右腕ジョナサン・ロアイシガ、チャド・グリーン、三塁手のジョシュ・ドナルドソンらが負傷者リスト入りするなど懸念材料もあるが、そんな中でも先発投手陣が「常に安定している」と記事は指摘する。

 打線も主砲のジャッジが絶好調。22日間で23試合の“過密日程期間”中に打率.325、出塁率.396、長打率.687、3二塁打、9本塁打、18打点をマークした。「ウチはファイトあふれるチーム。どんなに離されていても勝つ可能性がある。このチームが特別なのはその点だと思う。チームが首位でいること。僕が本当に見ているのはそこだけ」と語っている。

 現在5連敗中のエンゼルスは、27勝22敗でア西地区2位。大谷は昨年、ヤンキースタジアムで3本塁打を放っている。6月28日(同29日)に26号を放つと、翌6月29日(同30日)には2打席連続の27&28号を放った。今回は29日(同30日)のブルージェイズ戦で2打席連続弾を放っており、復調モードでニューヨークに乗り込む。好調ヤンキース相手にどんな打棒を披露してくれるだろうか。

(Full-Count編集部)

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