衝撃の“3球連続誤審”に場内騒然 ボール判定に投手カリカリ「なぜあれが…」

ロイヤルズのザック・グリンキー【写真:ロイター】
ロイヤルズのザック・グリンキー【写真:ロイター】

ど真ん中の140キロに「ボール」判定…さらに続く意外なコール

■ツインズ 7ー3 ロイヤルズ(日本時間30日・ミネソタ)

 ストライクとボールの判定を巡って騒動が続くメジャーリーグで、さすがに珍しい「3球連続」の“誤審”が飛び出した。投手はイラつき、放送席からも「なぜあれがストライクじゃないのか」と疑問の声が上がっている。

 問題のプレーは30日(日本時間31日)にミネアポリスで行われた、ツインズとロイヤルズの試合で起きた。3回、先頭でツインズのバイロン・バクストンが打席に入ると、マウンドのザック・グリンキーはストライクゾーンの真ん中付近に87マイル(約140キロ)の速球を投じた。これがなぜか「ボール」と判定されると、周りにも伝わるほどのイライラを見せている。米国でスポーツデータを提供する「コーディファイ・ベースボール」が公式ツイッターに、この1球の動画をアップした。

 おかしな判定はこの後も続き、外角ストライクゾーン内に見える2球目がボール、逆に3球目は内角に外れたかと思いきやストライクと判定されている。ロイヤルズの地元放送局「バリースポーツ・カンザスシティ」は実況のライアン・レフィーバー氏が「グリンキーと(捕手の)ペレスは、なぜあれがストライクじゃないのか知りたがってますね……」と実況し、解説のレックス・ハドラー氏(元ヤクルト)も「その前の1球もストライクでした」と疑問を呈している。

 一方、打者のバクストンは騒ぎに動じることなく、4球目を遊撃内野安打とした。場内からも「ストライクだ!」という声が上がるなど騒然。“誤審”を巡る騒ぎはいつまで続くのか。

【実際の動画を見る】「なぜあれがストライクじゃないのか」物議醸したど真ん中のボール判定

RECOMMEND

KEYWORD

CATEGORY