大谷翔平には「やりやすい状況だ」 開幕2か月…マドン監督も“新ルール”に手応え

エンゼルス・大谷翔平【写真:ロイター】
エンゼルス・大谷翔平【写真:ロイター】

昨季ヤンキー・スタジアムで登板も2/3回を2安打7失点で降板

■ヤンキース ー エンゼルス(日本時間1日・ニューヨーク)

 エンゼルスの大谷翔平投手は31日(日本時間6月1日・試合開始8時5分)、敵地でのヤンキース戦に「2番・指名打者」で先発出場する。2試合連発となる12号本塁打が期待される中、3戦目となる6月2日(同3日)には先発予定。この日の試合前、ジョー・マドン監督は「彼は登板日に打席に立ちたいと思っていることを、私はわかっている。試合にインパクトを与えられると自身が感じているからだ」と改めて期待感を示した。

 今季はここまで8試合に先発し、いずれもリアル二刀流。野手として出場するか否かは大谷の意向を尊重しつつ、指揮官が密にコミュニケーションを取っており「登板日に打席に立つのが難しい時は、私に伝えてくれる」とも。一方で、今季から降板後も指名打者として出場を続けられる「大谷ルール」が後押しになっているのも確か。マドン監督も「特に今季は新しいルールでプレーしているため、今のところ彼にとってはよりやりやすい状況だ」と語った。

 昨季ヤンキー・スタジアムでは、打者として3試合で3本塁打と躍動。3戦目となった昨年6月30日(同7月1日)には「1番・投手」で先発したが、2/3回を2安打7失点で降板した。約1年ぶりとなる“聖地”でのマウンドで、雪辱を果たせるか注目される。

(Full-Count編集部)

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