痛恨6連敗も「選手を信じている」 マドン監督は前向き…大谷翔平は“幻の本塁打”

試合後にメディアの質問に答えるエンゼルスのジョー・マドン監督【写真:木崎英夫】
試合後にメディアの質問に答えるエンゼルスのジョー・マドン監督【写真:木崎英夫】

5月終えて急失速も「我々は素晴らしいスタートを切ることができた」

■ヤンキース 9ー1 エンゼルス(日本時間1日・ニューヨーク)

 エンゼルスは5月31日(日本時間6月1日)、敵地でのヤンキース戦に1-9で大敗を喫し、今季ワーストとなる6連敗を喫した。開幕直後から好調だったチームは、ここにきて急失速。それでもジョー・マドン監督は試合後「私は選手を信じている」と揺るがぬ思いを語った。

 今季ここまで4勝と好調だった先発のシンダーガードが初回いきなり4失点。2回にも1点を失い、大量ビハインドでの展開を覆せなかった。「2番・指名打者」で先発出場した大谷翔平投手は、初回1死の第1打席は、中堅への大飛球。飛距離413フィート(約125.9メートル)で外野フェンスを越えるかと思われたが、ジャッジの好守に阻まれて幻となった。NYファンにとっては冷や汗シーンで、聖地がどよめいた。6回2死の第3打席で右翼への二塁打を放ち、2試合連続安打をマークした。

 4月には6連勝を飾り、依然としてア・リーグ西地区2位につけているが、昨季の課題がちらつく負け方に不安も。しかし、指揮官は「選手たちを信じている。幸運にも、我々は素晴らしいスタートを切ることができた。序盤で躓くと、こういう瞬間は壊滅的なものになり得る」とあくまで前向き。5月を終え、反攻の6月にしていく。

(Full-Count編集部)

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