153キロが観客めがけて“ズドン” 球場騒然の一球が「見れば見るほど面白い」

フィリーズのコーリー・クネイブル【写真:ロイター】
フィリーズのコーリー・クネイブル【写真:ロイター】

フィリーズ守護神のクネイブルは、タイムがかけられても投球動作を止めず

■メッツ 5ー4 フィリーズ(日本時間30日・ニューヨーク)

 一度、モーションに入ってしまうと止まれない? 急にタイムがかかってもそのまま投げてしまう場面はよく見かけるが、フィリーズの守護神が剛速球をバックネットに向かって投げ込み、球場が騒然となった。ファンは「見れば見るほど面白い」とレアな場面に注目している。

 29日(日本時間30日)に行われたメッツ-フィリーズ、4-4の同点で迎えた延長10回の場面だった。タイブレークで無死二塁からスタートした緊迫の場面で大暴投が投じられた。フィリーズ守護神のコーリー・クネイブルがリンドーアに対して投球モーションに入った瞬間に球審からタイムがかかる。しかし、そのままバックネットに向かって153キロの剛速球を投じると、メッツの本拠地は騒然となった。

 米メディア「ジョムボーイ・メディア」はこの衝撃の一投を動画で公開。ファンからは「ちょっっとだけ外れたね」「(誤審で有名な)エンゼル・ヘルナンデスならストライク」「(映画メジャーリーグの)チャーリー・シーンが投げたのと同じ球」とユーモアに溢れた声が集まっていた。

【実際の映像】観客一直線の153キロ剛球が「見れば見るほど面白い」

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