秋山翔吾が2試合連続の3号 課題の長打続けOPS.917、メジャー昇格の朗報届くか

パドレス傘下でプレーしている秋山翔吾【写真:小谷真弥】
パドレス傘下でプレーしている秋山翔吾【写真:小谷真弥】

パドレスとマイナー契約後、14試合出場で無安打は1試合だけ

 パドレス傘下3Aエルパソに所属する秋山翔吾外野手が、1日(日本時間2日)のソルトレーク戦に「1番・右翼」で先発し、9回に出場2試合連続となる3号ソロを放った。エルパソに合流してから2度目の1試合3安打で、打率も.339と好調をキープしている。長打率.548、OPS.917とメジャーでの課題とされていた長打力も見せている。

 秋山は初回の打席は遊ゴロに終わったものの、3回の第2打席で中前打、5回には三失で一塁に生き、7回には2死から左前に2点適時打を放った。そして9回先頭で打席に立つと、フルカウントからファウルで粘り8球目、内角高めの厳しいボールを豪快に引っ張った。右翼のポール際のフェンスを大きく超える本塁打は、打球速度107.1マイル(約172.4キロ)の一撃だった。

 秋山は今季レッズで3年目を迎えたものの、4月5日(同4月6日)に解雇された。アメリカでのプレー継続を優先に新天地を探し、5月9日(同10日)になってパドレスとマイナー契約。11日(同12日)から14試合の出場で無安打は1試合だけ、マルチ安打が6試合と安定した打撃を披露している。

 パドレスは今後、ロビンソン・カノ内野手にマイナー降格を通告する見込みと米メディアで報じられている。メジャーの選手枠に余裕ができることになるが、秋山に昇格の朗報が届くことはあるだろうか。

【実際の動画を見る】厳しい球を豪快に引っ張った…西武時代をほうふつとさせる秋山の一発

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