大谷翔平、4回途中8安打4失点で4勝目ならず 鬼門の聖地…渡米後ワーストタイ3被弾

ヤンキース戦に先発したエンゼルス・大谷翔平【写真:Getty Images】
ヤンキース戦に先発したエンゼルス・大谷翔平【写真:Getty Images】

防御率3.99に、昨年6月は1イニング持たずに7失点KO

■ヤンキース ー エンゼルス(日本時間3日・ニューヨーク・Wヘッダー第1試合)

 エンゼルスの大谷翔平投手は2日(日本時間3日)、敵地で行われたヤンキースとのダブルヘッダー第1試合に「2番・投手兼DH」で投打同時出場した。初回にカーペンターに先頭打者弾を浴びるなど1イニング2被弾。3回にはジャッジに左中間ソロを許した。4回途中8安打4失点で4勝目はならなかった。フォーシームは最速100.5マイル(約161.7キロ)。防御率3.99となった。

 悪夢の立ち上がりとなった。初回、先頭・カーペンターへの11球目。甘く入ったカットボールを右翼ポール際へ運ばれた。2試合連続で被弾スタートとなった。2死後、トーレスには初球の高めフォーシームを右中間ソロとされた。

 2回1死二、三塁のピンチは脱したが、3回先頭のジャッジに高めスライダーを19号ソロとされた。1試合3被弾は昨年8月25日(同26日)の敵地・オリオールズ戦に並びキャリアワーストタイ。4回、2連打で無死一、二塁とされたところで降板となった。

 元祖二刀流、ベーブ・ルースが建てた家と呼ばれる同球場では昨年6月28、29日(同29、30日)に1試合2発を含む3本塁打をマーク。先発マウンドに上がった昨年6月30日(同31日)は制球難に苦しみ、2/3回で2安打5四死球で7失点KOとなった。

 この日は「ルー・ゲーリッグ・デー」。2130試合連続出場した“鉄人”の功績を称えると同時に、筋萎縮性側索硬化症(ALS)と闘う人たちを支援するために制定された1日だ。史上初の永久欠番となったゲーリッグの背番号4にちなんだロゴ「4-ALS」を付けて臨んだ一戦だった。

 前回登板5月26日(同27日)の本拠地・ブルージェイズ戦では6回6安打5失点。今季3敗目を喫した。5月5日(同6日)の敵地・レッドソックス戦以来の4勝目をつかめなかった。

(Full-Count編集部)

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