大谷翔平、4回途中KOで4敗目 攻略成功の敵将は自信ありげ「球種読むのが得意」

試合後、ブーン監督は「引き続き得意でありたいと思う」
■ヤンキース 6ー1 エンゼルス(日本時間3日・ニューヨーク・Wヘッダー第1試合)
エンゼルスの大谷翔平投手は2日(日本時間3日)、敵地で行われたヤンキースとのダブルヘッダー第1戦で先発マウンドに上がり、今季4敗目(3勝)を喫した。キャリアワーストタイの1試合3被弾。大谷攻略に成功したヤンキースのアーロン・ブーン監督は「球種を読むのが得意だと思っているよ」と自信ありげに語った。
「2番・投手兼DH」で投打同時出場した大谷。初回にカーペンターに先頭打者弾を浴びると、トーレスにも右中間へのソロを被弾して初回だけで2被弾。3回にもジャッジに左中間へのソロを許し、昨年8月25日(同26日)の敵地・オリオールズ戦に並ぶキャリアワーストタイの3被弾となった。
4回無死一、二塁となったところで無念の降板となり、3回0/3を投げて8安打1四球4失点3奪三振。5月5日(同6日)の敵地レッドソックス戦以来の勝ち星はならず。試合後、エンゼルスのジョー・マドン監督が「ヤンキースは球種を読むのが非常に得意だ」と語ったことを受けて、ブーン監督は「私もそうだと思っているよ。引き続き得意でありたいと思う」と胸を張った。
大谷にとってヤンキースタジアムでの登板は昨年6月30日(同31日)の対戦以来、2度目。前回は制球に苦しみ、2/3回を投げて2安打5四死球7失点でKOされていた。2度、続けて本拠地で大谷攻略に成功したブーン監督は「今日はいくつかのミスにつけ込み、難しい打席に持ち込むことができた。右打者も左打者も。彼もベストな状態ではなかったかもしれないが、昨年とは少し違うように感じた」と語っていた。
(Full-Count編集部)
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