大谷翔平には「単打で済めば御の字」 “覚醒”のヤ軍左腕が見せたプラン通りの投球

エンゼルス戦に先発したヤンキースのネスター・コルテス【写真:ロイター】
エンゼルス戦に先発したヤンキースのネスター・コルテス【写真:ロイター】

コルテスは7回無失点で5勝目、大谷とは3打数1安打だった

■ヤンキース 6ー1 エンゼルス(日本時間3日・ニューヨーク・Wヘッダー第1試合)

 エンゼルスの大谷翔平投手は2日(日本時間3日)に敵地で行われたヤンキースとのダブルヘッダー第1試合に「2番・投手兼DH」で出場したが、投手では4回途中8安打4失点で今季4敗目(3勝)。打者としては5打数1安打だった。先発左腕のネスター・コルテス投手に対しては3打数1安打。コルテスは大谷との対戦について「単打で済めば御の字」と語っている。

 コルテスは7回を5安打7奪三振無失点の好投で今季5勝目(1敗)をマーク。大谷との対戦は二ゴロ、遊飛、中前打で、中前打で出塁した直後には一塁牽制でアウトにしている。昨季は大谷を相手に見せた“幻惑投法”で話題になった左腕。今季は“覚醒”を遂げて先発ローテの中心として活躍する。

 昨年は2打数無安打に封じた大谷との対戦について「準備をしっかりして臨むことが鍵だった。今回はアプローチを変えなければいけないと思った。長打を打たれないようにしたかった」と説明。3打数1安打という結果に対しては「彼の打席では非常にいい球を投げることができた。しっかり戦うことができた。いい球をヒットされたが、単打で済めば御の字さ」と振り返った。大谷に対してはほぼプラン通りの投球ができたようだ。

(木崎英夫 / Hideo Kizaki)

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