チアの“小悪魔ダンス”が「頭から離れない」　きつねダンスの舞台裏、100万再生連発

札幌ドームのイニング間アトラクションが球界のムーブメントに

　今週のNPB交流戦は全てセ・リーグの球場で主催される。一大ムーブメントとなりつつある「きつねダンス」を耳にすることがない1週間を、寂しく思っているファンはいないだろうか。かわいいチアが「コンコンコンコン…」と小悪魔のようなダンスを繰り広げる、アレだ。

　これは日本ハムが今季から、本拠地札幌ドームで行う試合のイニング間に流している。「コンコンコンコン」などときつねの鳴き声を模した歌詞を軽快なメロディラインに乗せ、ファイターズガールが可愛いダンスを見せる姿が話題となった。今ではスタンドで思わず体を動かしてしまうファンが、日に日に増えている。

「パーソル・パ・リーグTV」が公式YouTubeに公開した動画は、軒並み100万再生を超えている。仕掛けた“中の人”にとっては、してやったりだ。制作プロデューサーを務める辻彰徳さんは「流行ると思ってやっていますし、火が付く要素があるんじゃないですかね。スタッフも頭から離れなくなっていますよ」とその“中毒性”を指摘する。

　辻さん曰く「音楽や振り、チアのかわいらしさと全てが揃っている」ダンスは、相手チームの選手も思わず踊り出してしまうほど。通称「パテレ」は、きつねダンスも新たなファンに球場へ足を運んでもらうための要素と考えており、当面“推し”が続きそうだ。