大谷翔平、“猛抗議”快足打から3打席連続で出塁 泥沼9連敗中のチームを鼓舞

内野安打を放ったエンゼルス・大谷翔平【写真:Getty Images】
内野安打を放ったエンゼルス・大谷翔平【写真:Getty Images】

第1打席は遊ゴロアウト判定に“猛抗議”…チャレンジ成功で内野安打に

■フィリーズ ー エンゼルス(日本時間5日・フィラデルフィア)

 エンゼルスの大谷翔平投手は4日(日本時間5日)、敵地でのフィリーズ戦に「2番・DH」で出場。初回の第1打席で快足の内野安打を放つと、第2、第3打席は四球を選び、3打席連続出塁した。9連敗中のチームを鼓舞したが、試合は2-7で敗れて6年ぶりの10連敗となった。

 昨季14勝を挙げて最多奪三振のタイトルを獲得した右腕ザック・ウィーラーに対し、初回1死の第1打席は遊撃へのボテボテのゴロに。快足で一塁を駆け抜けいったんアウト判定となるも、「違う、違う」と言わんばかりに“猛抗議”。チャレンジの結果セーフとなり、3試合ぶりの安打をマークした。

 3回1死一塁の第2打席は四球を選び、さらに5回1死の第3打席もボールを見極めて四球。塁に出て、チャンスを演出しようと奮闘。2打数1安打2四球で打率.243となった。

 前日3日(同4日)の同カードは、ダブルヘッダー明けで「2番・指名打者」で先発。3打数無安打2三振に終わり、チームも5被弾で大敗した。チームは苦境に喘ぐ中、打線を支えるひとりとして役目を果たす。

(Full-Count編集部)

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