大谷翔平、3戦ぶり安打&3打席連続出塁 感情出して鼓舞も…チーム泥沼10連敗

激走するエンゼルス・大谷翔平【写真:Getty Images】
激走するエンゼルス・大谷翔平【写真:Getty Images】

初回に“猛抗議”内野安打、チームは最大「11」あった貯金がゼロに…

■フィリーズ 7ー2 エンゼルス(日本時間5日・フィラデルフィア)

 エンゼルスの大谷翔平投手は4日(日本時間5日)、敵地でのフィリーズ戦に「2番・DH」で出場し、3試合ぶりの安打を含む2打数1安打2四球だった。3打席連続出塁でチャンスを演出したが、勝利には結び付かず。チームは2-7で敗れ、悪夢の10連敗。最大11あった貯金が消え去った。

 昨季14勝を挙げて最多奪三振のタイトルを獲得した右腕ザック・ウィーラーに対し、初回1死の第1打席は三塁へのボテボテのゴロに。快足で一塁を駆け抜けいったんアウト判定となるも、「違う、違う」と言わんばかりに“猛抗議”。チャレンジの結果セーフとなり、3試合ぶりの安打をマークした。

 3回1死一塁の第2打席は四球を選び、さらに5回1死の第3打席もボールを見極めて四球。塁に出て、チャンスを演出。ウォルシュの適時二塁打で一塁から一気に生還し、3点差に迫った。7回2死の第4打席は痛烈な打球を放つも一ゴロに倒れ、打率.243となった。

 気持ちを前面に出してチームを鼓舞するも、勝利につながらない。3番のトラウトは自己ワーストを更新する23打数連続無安打と絶不調。先発のローレンゼンが初回に失った5点をひっくり返すことができなかった。

(Full-Count編集部)

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