メジャーならでは「野手の登板」に意外な盲点…投手交代を審判が却下した理由とは?

ドジャースのデーブ・ロバーツ監督【写真:Getty Images】
ドジャースのデーブ・ロバーツ監督【写真:Getty Images】

ドジャースのロバーツ監督はリード許した終盤に控え野手の登板を告げたが…

■メッツ 9ー4 ドジャース(日本時間5日・ロサンゼルス)

 メジャーリーグでは大差がついた試合で、野手を登板させることが珍しくない。先日は通算3000本安打、600本塁打を達成しているアルバート・プホルス内野手(カージナルス)がキャリア初の登板を記録し話題となった。ところが5日にロサンゼルスで行われたドジャースとメッツの試合で、ドジャースが告げた“野手登板”が、ルール上の問題から却下されるという珍事が起きた。

 9-4とメッツが5点をリードした9回、ドジャースのデーブ・ロバーツ監督は控え野手のザック・マッキンストリーの登板を審判に告げた。ただ「6点以上離れていないと野手は登板できない」というルールに阻まれ、結局エバン・フィリップス投手に急きょ準備させて登板させるしかなくなった。

 交代が告げられてから、マッキンストリーは一度マウンドに向かっている。その後審判団は長い話し合いを行い、ニューヨークのMLB機構本部にも問い合わせた上でルールを確認した。ロバーツ監督は試合後、このルールに気づいていなかったことを認めた。

 このルールは2020年に導入されたものの、新型コロナウイルスの感染拡大に伴い過去2年間は適用されていなかった。ロバーツ監督の勘違いが生まれたのはこのためで「ジャスティン(ターナー)が昨年5点差以内の試合(5-0で敗戦)で投げていた。昨年はそのルールは緩和されており“ゴールポスト”がよく動かされている。今回は私の見落とし。私が悪い」と、非を認めた。

 地元紙「ロサンゼルス・タイムス」の報道によると、審判がマッキンストリーの登板を認めない旨をアナウンスすると、スタンドからはブーイングが起きたという。

【実際の動画を見る】登板すべくマウンドに向かった野手はウロウロ…ドジャースのロバーツ監督と審判団は深刻な表情で話し合い

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