サヨナラ被弾で「チームを裏切った」 エンゼルス11連敗…痛恨右腕は茫然自失

エンゼルスのジミー・ハーゲット【写真:ロイター】
エンゼルスのジミー・ハーゲット【写真:ロイター】

1点勝ち越した直後の9回にハーゲットがサヨナラ3ラン浴びる

■フィリーズ 9ー7 エンゼルス(日本時間6日・フィラデルフィア)

 エンゼルスは5日(日本時間6日)、敵地でのフィリーズ戦に7-9でサヨナラ負けを喫し、6年ぶりの11連敗でついに借金生活に突入した。8回に同点の満塁弾を浴びた直後に勝ち越したが、9回に6番手のジミー・ハーゲット投手が3ランを被弾。あと1球から痛恨の逆転を許した28歳右腕は「言うまでもなく、チームを失望させてしまった」と茫然自失だった。

 4点リードの8回に、守護神イグレシアスを前倒しで投入したのが悪夢の始まりだった。2死満塁から昨季ナ・リーグMVPのハーパーに同点の満塁アーチを被弾。直後の9回に1点を勝ち越したものの、イグレシアスは9回2死一、二塁となったところで降板が告げられた。

 継投したハーゲットは、ストットに対して3球連続でボール。「ストライク先行でいきたかった。攻めの姿勢でいこうとしたが、そうはいかなかった。残念だよ」。その後2球で追い込んでフルカウントとなり、6球目に投じた低めのカーブを右翼スタンドに運ばれた。

「これまでもずっと投げてきて、三振も奪ってきた球。彼はそれを打った。不運なことだったが、チームの信頼を裏切ってしまった」と力なく振り返る。チームは11連敗で泥沼から抜け出せない。それでも翌6日(同7日)からは本拠地に戻っての7連戦。ハーゲットは「私たちはいいチームだ。貯金12ぐらい持っていたチームと同じチーム。だから大丈夫だ。本拠地に戻っていい試合ができればいい」と前を向いた。

(Full-Count編集部)

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