被安打0で3失点した“悲劇のサヨナラ負け”　衝撃の6連続自滅が「見たことがない」

マイナーリーグで安打を1本も許さずに3点を与えてしまう失態が起こった

　マイナーリーグで、2点リードの9回に衝撃の“6連続自滅”でサヨナラ負けしてしまうという悲劇が起こった。マーリンズ傘下2Aペンサコーラとブルワーズ傘下2Aビロクシの試合で、ビロクシ守備陣が見せた失態に、ファンは「信じられない」「私はなにを見ているんだ？」「聞きたいことがたくさんある」と驚愕している。

　6-4と2点リードで9回の守備についたビロクシだったが、先頭打者が放った遊ゴロを遊撃手デバニーが悪送球。ここから悲劇が始まった。この回からマウンドに上がったチリーノは制球が定まらず、続く打者に四球を与えると、そこからなんと4連続死球。安打は1本も与えていないが、3連続押し出しでサヨナラ負けとなった。盛り上がるペンサコーラの選手たちを横目に、悪送球で先頭打者の出塁を許したデバニーはグラウンドに立ち尽くした。

　今季12イニング連続無失点も記録し、ここ最近の6登板では1つしか四球を与えていないチリ―ノだったが、この日は大乱調。ペンサコーラの公式ツイッターに公開された動画には、「4連続死球だって？」「史上最も奇妙な9回」「リトルリーグでもこんなに酷いことはない」「遊撃手のリアクションが素晴らしい」とコメントがつき、1つ目の死球で出塁してサヨナラのホームを踏んだペンサコーラのアビレスJr.も「これはクレイジーだ。こんなの見たことないよ」と珍事に目を見開いた。