大谷翔平の「発奮が必要」 泥沼11連敗からの脱出へ…マドン監督が“爆発”に期待

取材に応じたエンゼルスのジョー・マドン監督【写真:盆子原浩二】
取材に応じたエンゼルスのジョー・マドン監督【写真:盆子原浩二】

トラウトは26打数連続無安打中「彼は厳しい時を経験している」

■エンゼルス ー Rソックス(日本時間7日・アナハイム)

 エンゼルスの大谷翔平投手は6日(日本時間7日)、本拠地でのレッドソックス戦に「2番・DH」で先発出場する。アーチは6試合出ておらず、チームは泥沼の11連敗中。試合前、ジョー・マドン監督は「マイク(トラウト)もショウヘイにも発奮してもらう必要がある」と2枚看板の主砲に期待した。

 チームは前日5日(同6日)のフィリーズ 戦で終盤まで4点リードしていたが、8回に昨季のナ・リーグMVPハーパーから同点の満塁本塁打を被弾。9回には逆転サヨナラ3ランを浴び、衝撃的な敗戦で6年前に喫した11連敗に並んだ。

 東海岸での敵地6試合を終え、本拠地に戻って心機一転で迎えるこの日。指揮官は「とにかくきょうの試合をしたい。(直近11試合から)学べることがある。しかし(11連敗の事実は)変えられるものはない。このグループは立ち直る強さがある」と語った。

 自己ワーストを更新する26打数連続無安打中のマイク・トラウト外野手については「彼は厳しい時を経験しているところ。彼と毎日話をしている。彼の持つ(状況を)くぐり抜ける力には感銘を覚えている」と強調。重たい空気が漂う中「エンゼルスファンは(11連敗を)うれしく思っていないことを私は理解している。我々も同じことを思っているからだ」とチーム一丸となって勝利を目指すことを誓った。

(盆子原浩二 / Koji Bonkobara)

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