ノーヒットノーラン達成のDeNA今永「まさか自分ができるとは」 札幌D初の快挙に驚き

DeNA・今永昇太【写真:荒川祐史】
DeNA・今永昇太【写真:荒川祐史】

スタンドのファンに感謝「駆け引きを楽しめる空気を作ってくれた」

■DeNA 2ー0 日本ハム(交流戦・7日・札幌ドーム)

 DeNAの今永昇太投手が7日、札幌ドームで行われた日本ハムとの交流戦でプロ野球史上96度目(85人目)のノーヒットノーランを達成した。交流戦での達成は2012年5月30日の楽天戦(東京ドーム)で達成した杉内俊哉投手(巨人)以来3度目。

 今永は初回、野村を中飛、ヌニエスと万波から続けて空振り三振を奪う絶好の立ち上がり。2回2死から清宮に四球を与えただけで、他には1人も走者を出さない快投を続けた。

 試合後の今永は「まさか自分ができるとは思っていなかったんですけど、何者でもない一投手をこういう結果に導いてくれたみなさん、ありがとうございます」とチームメートに感謝。さらに「9回のマウンドに上がる前に、達成したあとマウンドに来てくれることを考えて投げたので、その通りになったと思います」とイメージ通りの達成だったことを明かした。

 さらに、8回まで0-0という投手戦が続いたことが大記録の助けになったと言い「相手の加藤投手に僕もつられてというか、序盤から中盤までゼロに抑えることができました。本当にいい選手がそろっている打線なので、一発に警戒して打線にしないと心掛けた結果でした」と口にした。

 札幌ドームでのノーヒットノーラン達成は史上初とあり「広いですしフェンスも高いですし、マウンドも奇麗に整備されていてとても投げやすかった」。さらに「球場のファンの皆さんが雰囲気を作ってくださった。駆け引きを楽しめる空気を作ってくださった皆さんありがとうございます」とファンに感謝していた。

(Full-Count編集部)

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