エンゼルス、球団最悪13連敗も…監督代行は巻き返し手応え「素晴らしいことたくさん」

延長10回で力尽きるも「選手たちの努力を見たことだろう」

■Rソックス 6ー5 エンゼルス（日本時間8日・アナハイム）

　エンゼルスは7日（日本時間8日）、本拠地のレッドソックス戦に延長10回で惜敗し、球団ワースト13連敗となった。フィル・ネビン監督代行は初陣を白星で飾れなかったが、「今日の試合で選手たちの努力を皆さんも見たことだろう。打線も素晴らしかった。守備でいいプレーもあった。ジョー・アデルは素晴らしい打撃をしたし、右翼で好守も見せた。若手にとってベンチから活躍をするのは容易なことではない。素晴らしいことがたくさんあったと思う」と前を向いた。

　試合前にジョー・マドン監督が電撃解任。トラウトの先制14号2ランなどで5回まで2点リードしていたが、試合終盤に捕まった。さらに、主砲のマイク・トラウト外野手が3回に負傷交代。ネビン監督代行は「明日どういう状態か見る必要がある。彼はそこまで心配しすぎている感じではなかった」と話すにとどめた。

「2番・指名打者」で先発出場した大谷翔平は初回に左中間二塁打を放ったものの、第2打席以降は続かなかった。同点の9回2死二塁は申告敬遠で勝負を避けられた。4打数1安打で打率.242となった。

（盆子原浩二 / Koji Bonkobara）