大谷翔平、シフト破って5試合連続安打 13連敗&監督解任の非常事態でチーム鼓舞

5回の第3打席で右前打を放ったエンゼルス・大谷翔平【写真:Getty Images】
5回の第3打席で右前打を放ったエンゼルス・大谷翔平【写真:Getty Images】

13試合ぶり「1番・DH」、前日負傷交代のトラウトはスタメン外

■エンゼルス ー Rソックス(日本時間9日・アナハイム)

 エンゼルスの大谷翔平投手は8日(日本時間9日)、本拠地でのレッドソックス戦に「1番・DH」で出場。5回の第3打席で痛烈な右前打を放ち、5試合連続安打をマークした。チームは前日にマドン監督を解任する荒療治に出るも、球団ワーストの13連敗。緊急事態の中でチームを鼓舞した。

 リードオフマンを担うのは、13試合ぶり。レッドソックス先発イオバルディに対し、先頭打者で迎えた初回の第1打席はスプリットに空振り三振。3回先頭の第2打席は三ゴロに倒れたが、5回1死の第3打席で守備シフトの間を掻い潜って右前に運び、4日(同5日)のフィリーズ戦から安打を続けている。

 前日7日(同8日)はチームに激震が走った。球団側は試合前にジョー・マドン監督を解任。フィル・ネビン三塁コーチが代行監督を務めた同カードで、大谷は4試合連続安打こそマークしたが、チームは延長10回の末に敗れた。マイク・トラウト外野手は3回に負傷交代し、この日はスタメン外。泥沼から抜け出せない中で、二刀流に寄せられる期待は高まるばかりだ。

(Full-Count編集部)

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