エンゼルス、14連敗で球団ワースト更新 大谷翔平の“1番起用”効果なしのゼロ封負け

本拠地でのレッドソックス戦に出場したエンゼルス・大谷翔平【写真:ロイター】
本拠地でのレッドソックス戦に出場したエンゼルス・大谷翔平【写真:ロイター】

大谷は13試合ぶり1番起用、5試合連続安打も得点につながらず

■Rソックス 1ー0 エンゼルス(日本時間9日・アナハイム)

 エンゼルスは8日(日本時間9日)、本拠地でのレッドソックス戦に0-1で敗れ、球団ワースト記録を更新する14連敗を喫した。前日の試合前にジョー・マドン監督を解任する荒療治に出たが、事態は好転せず。悪夢から抜け出せないでいる。

 前日に負傷交代したトラウトがスタメンを外れる中、打線が機能しない。5月にはノーヒットノーランも達成した先発デトマーズが5回途中3安打無失点の粘投したが、援護できなかった。6回に3番手のハーゲットが2死一塁から右翼線へ適時二塁打を浴びて先制点を献上。右翼のアデルももたついた。

 大谷は13試合ぶりに「1番・DH」で出場。5回の第3打席で右前打を放って5試合連続安打をマークするも、得点にはつながらず。4打数1安打で打率.242となった。

 泥沼から抜け出す兆しが見えない。前日7日(同8日)の試合前にマドン監督が電撃解任。フィル・ネビン三塁コーチが代行監督を務め、大谷の打順を変えるなど試行錯誤を見せるが、結果につながらない。ア・リーグ西地区で3位転落も目の前に迫っている。

(Full-Count編集部)

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