大谷翔平、7回4安打1失点で4勝目の権利を持って降板 逆転12号2ランと投打奮闘
1点を追う5回に逆転12号2ラン、7回4安打1失点と力投
■エンゼルス ー Rソックス(日本時間10日・アナハイム)
エンゼルスの大谷翔平投手は9日(日本時間10日)、本拠地・レッドソックス戦に「2番・投手兼DH」で投打同時出場した。今季最速101.0マイル(約162.5キロ)の剛速球を武器に7回6奪三振4安打1失点と好投。今季4勝目を権利を持って降板した。防御率3.64。
連敗脱出へ気迫の投球だった。初回は11球で3者凡退。2回1死三塁では遊ゴロに打ち取って本塁でタッチアウト。しかし、折れたバットが大谷の頭付近を通過してヒヤリとする場面もあった。3回2死三塁ではデバースを今季最速となる101.0マイル(約162.5キロ)で空振り三振を奪って雄叫びをあげた。しかし、両軍無得点の5回に先頭打者への四球、捕逸などで無死一、三塁とし、ダルベックに中犠飛を許した。
バットで取り返したのは5回1死一塁だった。右腕ピベッタの高めフォーシームを捉えて逆転の12号2ラン。2打席連発した5月29日(同30日)の本拠地・ブルージェイズ戦以来10試合45打席ぶりで、6月は初アーチとなった。ダイヤモンド一周ではガッツポーズを作って雄叫びをあげた。投打同時出場での一発は昨年9月10日(同11日)の敵地・アストロズ戦以来通算4本目だ。
1点リードの6回2死一、二塁ではコルデロを遊ゴロに抑えてピンチを脱した。4点差になった7回は3者凡退に抑えて雄叫びを連発した。チームは5月25日(同26日)から球団ワースト14連敗中。5月5日(同6日)の敵地・レッドソックス戦以来35日ぶりの4勝目、連敗ストッパーとなるか。
(Full-Count編集部)