大谷翔平は「非現実的だ」 投打の活躍に敵将感服「7回投げつつHRを打つなんて…」

12号逆転2ランを放ったエンゼルス・大谷翔平【写真:ロイター】
12号逆転2ランを放ったエンゼルス・大谷翔平【写真:ロイター】

Rソックス指揮官「プレッシャーをかけようとしたが上手くいかなかった」

■エンゼルス 5ー2 Rソックス(日本時間10日・アナハイム)

 エンゼルス大谷翔平投手は9日(日本時間10日)、本拠地で行われたレッドソックス戦に「2番・投手兼DH」で投打同時出場し、4勝目を挙げた。打者では1点ビハインドの5回に逆転の12号2ラン。投げては7回4安打1失点でチームの連敗を14で止めた。レッドソックスのアレックス・コーラ監督は「感銘を受けた。世界最高のアスリートだ」と脱帽の様子だった。

 大谷はこの日、投手として7回100球を投げて4安打6奪三振1失点。今季最速101.0マイル(約162.5キロ)をマークする力投だった。打っては1点を先制された直後の5回裏、左中間に10試合ぶりの12号2ランを放ち逆転。連敗を止めた。

 敵将のコーラ監督も、この日の大谷に脱帽の様子だった。レッドソックス放送局「NESN」の公式ツイッターによると、指揮官は試合後、「彼にプレッシャーをかけようとしたがうまくいかなかった。彼はよかったと思う。ボストンではグレートだったが、今日はグッドだった」と7回無失点に封じられた5月5日(同6日)の本拠地での一戦と比較しながらこの日の投球を評価した。

 さらに「7回を投げつつホームランを打つなんて感銘を受けたよ。ずっと言い続けているが、彼は世界最高のアスリートだ。マウンドと打席の両方でこのレベルで競うことができる……目を丸くさせるようなことだ。非現実的だよ」と語った。投打で力を発揮した大谷に改めて感服していた。

(Full-Count編集部)

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