降格拒否してFAも「いい契約が何も見つからず」 2635安打カノが“出戻り”

パドレスとマイナー契約を結んだロビンソン・カノ【写真:Getty Images】
パドレスとマイナー契約を結んだロビンソン・カノ【写真:Getty Images】

5月にパドレス移籍も…12試合で打率.091に終わっていた

 パドレスは10日(日本時間11日)、ロビンソン・カノ内野手とマイナー契約を結び、傘下3Aのエルパソに所属させることを発表した。通算2635安打、335本塁打を誇る39歳は、マイナー降格を拒否して2日(同3日)にパドレスFAに。しかし、いい移籍先が見つからず“出戻り”する格好となった。

 米最大の移籍情報サイト「トレード・ルーマーズ」によると、FAになるも移籍先を見つけるのに苦慮。「彼はオープンマーケットでよりいい契約が何も見つからなかった模様だ」と伝えた。ひとまずマイナーで出直し。「この契約の目的は、カノの調子がよくなり、かつての魔法を幾分取り戻せるかを見極めるためだ」と見通した。

 2020年に禁止薬物へ陽性反応を示し、昨季は162試合の出場停止。今季はメッツで12試合に出場して打率.195と苦しみ、5月8日(同9日)に解雇。同月13日にパドレス入りしたが、新天地でも12試合で打率.091に終わっていた。輝きを取り戻し、メジャー昇格を目指す。

(Full-Count編集部)

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