大谷翔平、サイクル王手での四球に本拠地大ブーイング 13号2ラン含む猛打ショー

メッツ戦に先発出場したエンゼルス・大谷翔平【写真:Getty Images】
メッツ戦に先発出場したエンゼルス・大谷翔平【写真:Getty Images】

先制二塁打→痛烈左前打→13号2ランで王手も…

■エンゼルス ー メッツ(日本時間12日・アナハイム)

 エンゼルスの大谷翔平投手は11日(日本時間12日)、本拠地でのメッツ戦に「3番・DH」で先発出場。サイクル安打にリーチがかかった8回の第5打席は四球となり、本拠地は大ブーイングに包まれた。13号2ランを含む3安打“猛打ショー”と大爆発で、勝負を避けられた。

 この日は、今月発表された「シティコネクト・ユニホーム」を初めて着用した。リーグトップタイ7勝を挙げているメッツの先発カルロス・カラスコに対し、初回1死一塁の第1打席は右中間真っ二つの先制適時二塁打。8試合連続安打をマークすると、隙をついて一気に三塁へ。続くレンドンの適時打で2点目のホームを踏んだ。

 3回の第2打席は痛烈な左前打を放つと、5回1死二塁の第3打席には、2試合ぶりの一発となる右中間への13号2ラン。打球速度113.5マイル(約182.6キロ)の爆速だった。6回の第4打席は空振り三振に倒れ、8回1死二塁の第5打席は1球もストライクが入らずに四球だった。

 球団ワースト記録の連敗を14で止めて迎えた前日10日(同11日)の同カードでは、4打数1安打。チームは投手陣が踏ん張れず、再び借金4に逆戻りした。ただ、この日からトラウトも復帰し、戻りつつある強力打線。反転攻勢の旗印になるべく、二刀流の躍動が止まらない。

(Full-Count編集部)

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