大谷翔平スタメン外…全米中継のESPNは痛恨　ファン悲鳴「監督を嫌いになりそう」

二刀流のリフレッシュ最優先は理解しつつも…「ESPNはとても怒っている」

■エンゼルス ー メッツ（日本時間13日・アナハイム）

　エンゼルスの大谷翔平投手は12日（日本時間13日・試合開始8時8分）、本拠地でのメッツ戦のスターティングメンバーから外れた。ベンチスタートは15試合ぶりで今季4度目。休養にあてる狙いだが、奇しくもこの日は全米中継される「サンデーナイト・ベースボール」。米ファンは二刀流のリフレッシュ最優先を理解しつつも、「なんて冗談だ！」「エンゼルスの新しい監督のこともう嫌いになりそう」と悲鳴を上げた。

　13号2ランを含む3安打3打点と躍動した前日11日（同12日）のメッツ戦後、フィル・ネビン監督代行と話し合い、休養にあてることを決断。指揮官はこの日の試合前「彼はいつでもスーパーマンのように見えるが、スーパーマンだってたまには休む（笑）」と話した。一方で、「多くの人がそれについて怒っているのは分かっている（笑）」と理解を求めた。

　もちろん大谷が疲労で故障しては本末転倒。それは米ファンも分かっている。ただ、家族揃って楽しむサンデーナイトは特別。中継する米スポーツ局「ESPN」にとっては、痛恨なのは違いない。SNS上では「ESPNはどう感じているのだろう」「ESPNはとても怒っている」との声が上がった。

　代打で出場する可能性はあるが、4～5打席見ることができないのは残念な様子。「ESPNやMLBがオオタニを出場させるようエンゼルスに強いることは好まないが、でも、なんでこんなことが起こるの？」とやるせない気持ちを押し込めようとするファンもいた。

（Full-Count編集部）