ヤクルト高津監督の続投決定、来季から新たに2年契約で基本合意 球団が発表

ヤクルト・高津臣吾監督【写真:荒川祐史】
ヤクルト・高津臣吾監督【写真:荒川祐史】

今季開幕時に基本合意、交流戦優勝のタイミングで球団が発表

 ヤクルトは14日、高津臣吾監督と来季から新たに2年間の契約延長に基本合意したと発表した。2020年に監督に就任して今季が3年契約の最終年。昨年リーグV&日本一を達成した手腕が評価された。

 高津氏はヤクルトの2軍監督を経て、2020年に1軍監督に就任。同年は最下位に終わったが、昨年は6年ぶりのセ・リーグ制覇と20年ぶり日本一を達成。3年契約最終年の今季は交流戦優勝を果たし、セ・リーグ首位を独走している。球団はその手腕を高く評価し、来季以降も指揮を託す方針を早々と固め、シーズン開幕時に契約延長を伝え、基本合意していたという。

 衣笠剛球団社長は「今シーズンで契約最終年を迎えるにあたり、シーズン開幕時に、さらに2年間の契約延長を高津監督に伝え、基本合意しておりました。発表の時期を監督と相談していましたが、交流戦に優勝し、セ・リーグ単独首位に立つ、このタイミングをとらえ、発表に至りました。高津監督には、今シーズンのさらなる活躍と、数年後を見据えた選手育成、チーム作りに期待しています」とコメントを発表した。

 高津監督は「シーズンの始めに契約延長のお話を頂き非常に光栄に思っております。交流戦を終え、これからの試合をどう戦っていくかで頭はいっぱいですが、引き続き、強いスワローズを作る為に、全力を尽くして頑張ってまいります」とコメントしている。

(Full-Count編集部)

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