ダルビッシュは「だから大金を稼いでいる」 敵将も舌巻く投球「厄介だった」

カブス戦に登板したパドレス・ダルビッシュ有【写真:Getty Images】
カブス戦に登板したパドレス・ダルビッシュ有【写真:Getty Images】

古巣相手に8回5安打1失点の好投で今季6勝目

■パドレス 4ー1 カブス(日本時間14日・シカゴ)

 パドレスのダルビッシュ有投手が13日(日本時間14日)、敵地でのカブス戦で今季最長の8回を5安打1失点と好投し、6勝目を手にした。古巣相手に挙げた初勝利に、カブスのデビッド・ロス監督も「厄介だった」と脱帽した。

 シカゴ地元メディア「NBCスポーツ・シカゴ」は「ダルビッシュはリグレーへの凱旋で彼がまだ大した奴であることをカブスに示した」と述べた。2018年から3年間所属したかつての本拠地で、この日が移籍後初めての登板だった。

 カットボールやスローカーブ、チェンジアップを巧みに操る投球術に、ロス監督は「狙えるものが多くなかった。我々は多くのボールを打ち上げてしまった。彼は落ちてこない変化球で高めの球を多く振らせていた」と振り返り「彼は変幻自在だ。カッターがあり、スプリットがあり、速球がある。非常に多くのバリエーションのオフスピードピッチを投げていた。身構えるのが難しい。だからこそ彼は素晴らしく、大金を稼いでいるんだ」と白旗を上げた。

 またダルビッシュから6回に中前打を放ったものの、一発同点の8回2死一、三塁で空振り三振を喫した3番のイアン・ハップは「あれが彼の姿だよ。彼はこのゲームにおける本当に優れた投手だ。球種やシークエンスをうまく混ぜ合わせ、僕たちのバランスを崩し続けた」と賛辞を送っていた。

(Full-Count編集部)

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