大谷翔平らMVP6人競演は40年ぶり 敵将も超豪華バトル心待ち「誰にも楽しい試合」

取材に応じたドジャースのデーブ・ロバーツ監督【写真:盆子原浩二】
取材に応じたドジャースのデーブ・ロバーツ監督【写真:盆子原浩二】

ロバーツ監督「スーパースターの数で今日をしのぐ野球の試合はないだろう」

■ドジャース ー エンゼルス(日本時間15日・ロサンゼルス)

 ドジャースのデーブ・ロバーツ監督は14日(日本時間15日)、大谷翔平投手、マイク・トラウト外野手らエンゼルス打線の攻略ポイントを語った。先発するトニー・ゴンソリン投手へ、ストライク先行の投球を求めた。

 ゴンソリンの対エンゼルス戦は2020年9月26日(同27日)の1試合のみ。6回7安打4失点で勝利投手となっている。今季は7勝負けなし、防御率1.58と好調。ロバーツ監督は「ど真ん中への失投をしないこと。そしてボール先行にならないこと。ボール先行になれば、どんな打者が相手の時も、投手にとってはいいことにはならない。だから……。とにかく確実にストライクを先行させることだ。それができればある意味ストライクゾーンを広げることができる。だが、彼らは一流の打者だから、厳しい対戦になるだろう」と語った。

 ドジャースにはカーショー、ベッツ、フリーマン、ベリンジャー。エンゼルスにはトラウト、大谷と6人のMVP受賞選手がいる。米メディアによると、1試合に6人のMVP受賞選手が揃うのは1982年以来40年ぶりだという。ロバーツ監督は「素晴らしいことだ。どのスポーツのファンも最高の才能を持った選手が好きだ。スーパースターの数で今日をしのぐ野球の試合は他にないだろう。私はオオタニを見るのも、トラウト、レンドンを見るのも大好きだ。彼らと対戦するのは好きではないがね。こちらにもいいスター選手が数人いるので、誰にとっても楽しい試合になるだろう」と心待ちにしていた。

(盆子原浩二 / Koji Bonkobara)

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