俳優・板垣李光人さんが人生初の始球式 ど緊張の舞台裏に密着「役者人生の中で1番」

11日の始球式に登場した俳優・板垣李光人さん【写真:米多祐樹】
11日の始球式に登場した俳優・板垣李光人さん【写真:米多祐樹】

野球経験は小学生の時に授業でやった1度きりという板垣さん

 6月11日にPayPayドームで行われたソフトバンクの女性向け人気イベント「タカガール・デー」。スタンドがピンク一色に染まるビッグイベントで始球式の大役を任されたのが、TBS系ドラマ「インビジブル」に出演中で人気上昇中の俳優・板垣李光人さんだった。

 Full-Countでは人生初の始球式を務めた板垣さんの緊張の1日に密着。バックヤードの投球練習や登板直前の姿、そして大役を務め終わるまでの板垣さんの姿を追った。

「インビジブル」に「マー君」役として出演し、人気を博している板垣さん。ドラマや舞台など数々の経験をしているものの、投球練習の時点で「もう本当に吐きそうです…。さっきスタジアムを初めて見てビックリしました。ここで投げるかと思うと、緊張感が増しました」と顔をこわばらせ、緊張の色が見て取れた。

 板垣さんの野球経験は、小学生の時に授業でやったという1度きり。元プロ野球選手の球団職員に投げ方を教わって練習を行い、本番に備え「初めての始球式ということで、どんな仕事よりも緊張していると思うんですが、楽しんで頑張りたい。届かせるというところを目標に頑張りたいと思います」と意気込みを語った。

 そうして迎えた始球式本番。満員のファンでピンク色に染まったPayPayドームのマウンドに板垣さんは立った。足を上げ、思い切って投じたボールはやや一塁側に逸れ、バウンドしてキャッチャーのミットへ。目標としていたノーバウンド投球とはいかず、板垣さんは悔しそうな笑みを浮かべつつ、大役を終えてマウンドを降りた。

 始球式を終えた板垣さんは「僕の役者人生の中で1番緊張したんじゃないか、というくらい緊張しました」と表情を緩めた。なかなかない始球式という経験。「野球には詳しくなかったんですが、この場に立たせていただいたことで興味が湧いてきたので、これからは“ホークス推し”でいきたいと思います。ボールは記念の1球なので家に飾っておきます」と語る手には、大事そうに少し土の着いたボールが握りしめられていた。

【実際の映像】「本当に吐きそう…」緊張が手に取るように伝わる… 板垣李光人さんの始球式独占密着映像

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