結局何がしたかった? 大混乱巻き起こした“謎の走塁”が「クレイジーで最高」

カージナルスのノーラン・ゴーマン【写真:Getty Images】
カージナルスのノーラン・ゴーマン【写真:Getty Images】

2死満塁での遊ゴロで一塁走者は二塁を蹴って三塁へ突進…

■カージナルス 3ー1 パイレーツ(日本時間15日・セントルイス)

 14日(日本時間15日)に行われたパイレーツとのダブルヘッダー第1戦で、カージナルスの野手陣が見せた衝撃の走塁に注目が集まっている。2死満塁での内野ゴロで一塁走者が二塁を駆け抜け、挟殺される間に三塁走者が生還。1点をもぎ取った。

 2点をリードして迎えた4回のカージナルスの攻撃。2死満塁でゴールドシュミットの打球は遊撃手の正面へのゴロに。捕球したショートのカスティーヨは二塁封殺を狙い、トス。ここで一塁走者のゴーマンがまさかの動きを見せる。

 本来であれば二塁へスライディングするところだが、全力疾走のまま、二塁を駆け抜けてセーフとなり、そのまま三塁へ突進。二、三塁間で挟殺プレーとなり、最後は本塁を狙った二塁走者のソーサがタッチアウトとなった。この間に三塁走者のモリーナは生還しており、得点を奪った。

 一塁走者が二塁で封殺になっていれば、得点も生まれなかったこの場面。とにかくいち早く二塁ベースに到達してセーフになり、3アウトになる前に、1点だけでも奪おうというこのプレー。果たして意図的だったのかは不明だが、ファンの度肝を抜いたのは確かなようだ。

 このプレーを、米メディア「ジョムボーイ・メディア」がホストを務めるポッドキャスト番組「トーキン・ベースボール」のツイッターが動画で紹介すると、ファンからは「これは上級レベルの走塁。最も賢いプレーのひとつ」「滑り込んだらアウトになっていた。全力で駆け抜けていたからセーフになって得点が入る。だからベストなプレーだった」「なんだ!?」「クレイジーで最高なプレー」と喝采されていた。

【実際の映像】「上級レベル」と喝采された“謎走塁” 一塁走者が二塁を駆け抜ける実際の映像

RECOMMEND

KEYWORD

CATEGORY