“乱闘連発”に審判は棒立ち…ファンもピリつく1イニング2度の勃発が「バチバチ」

1Aの試合で1イニングに2回も乱闘騒ぎが起こった【写真:Getty Images】
1Aの試合で1イニングに2回も乱闘騒ぎが起こった【写真:Getty Images】

ささいなきっかけから1イニング2度のもみ合い発生

 ベンチが空っぽになるほどの大乱闘が、1イニングに2回も起こったら……。グラウンドを支配するピリピリした空気に、ファンもエキサイトしている。米メディア「ブリーチャー・ネーション」が公開した動画にファンからは「(ベンチ総出が)2回目だ!」「あれはバチバチだった」とコメントが並んだ。

 事件は9日(日本時間10日)の1Aの試合で起きた。サウスベンド(カブス傘下)とシーダーラピッズ(ツインズ傘下)の試合、8回1死一、二塁の場面でサウスベンドのジョナサン・シエラが放った打球は二ゴロ。二塁へ転送されたところで、一走のケイレブ・ナイトは遊撃手のワンダー・ハビアーへ向かって滑り込んだ。危険だと見たハビアーが激昂、ナイトともみ合いになったところに両軍の選手が集結、両軍の選手は次々と二塁付近へ集まり、騒然となった。

 なぜこんな“異常事態”が引き起こされたかといえば、ベンチが空っぽになったのはこの回2度目だったからだ。これより前、サウスベンドに2点適時打が生まれた際にも、生還した走者と投手がぶつかっての「いざこざ」が起きていた。興奮収まらない選手たちを前に、審判は事態を収拾するのをあきらめたかのように棒立ちだった。

【実際の動画を見る】「バチバチだった」ささいなきっかけから1イニング2度の“乱闘未遂”

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