大谷翔平“ノーノー阻止打”で悪化? ベッツが肋骨骨折でIL入り「でもダイブしないと」

会見に臨んだドジャースのムーキー・ベッツ【写真:盆子原浩二】
会見に臨んだドジャースのムーキー・ベッツ【写真:盆子原浩二】

ベリンジャーと衝突後もプレー続行→大谷の右翼線三塁打でダイビングキャッチを試みた

 ドジャースのムーキー・ベッツ外野手が19日(日本時間20日)、右肋骨の骨折で10日間の負傷者リスト(IL)に入った。本拠地のガーディアンズ戦前に報道陣の取材に応じ、「ガッカリはしていない。ただの奇妙なアクシデントだった。数週間は離脱するけど、この後復帰してチームの勝利に貢献していく。失望はしていないよ」と前を向いた。

 ベッツは15日(同16日)の本拠地・エンゼルス戦の守備で中堅ベリンジャーと衝突して負傷した。左腕アンダーソンが無安打投球を続けていた試合で、9回1死の大谷の右翼線三塁打ではダイビングキャッチを試みていた。横っ飛びで悪化させた可能性もあるが、「それは分からない。痛みがあるのは分かっていた。でも、状況的にチャンスがあるならダイブしないといけない」と、ベッツは首を横に振った。

 2018年MVP男は今季60試合で打率.273、17本塁打、40打点をマーク。ロバーツ監督は2週間程度の復帰を期待している。「ムーキーは毎試合に出場する選手で、こういう類の違和感を抱きながらもプレーを続けることに慣れている」と語った。この日チームは敗れたものの、2位・パドレスとは0.5ゲーム差のまま。しばらくはチーム力が試されることとなりそうだ。

(盆子原浩二 / Koji Bonkobara)

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